役物（やくもの）とは
レンガや瓦、タイルなどの特定の場所だけに用いられる特殊な形状の建築材料のこと。
一番わかりやすいのは、「鬼瓦」のような棟の端に利用される飾り瓦を役物といいます。
隅瓦や棟瓦、けらば瓦、隅に利用するタイル、コンクリートブロックではすみブロックなども役物と呼ばれます。
タイルの役物には
・タイルの端をきれいにみせるために側面の角をとっている「面取りタイル」
・角に使用する「三角出隅タイル」
・タイルを半分にした「半割」
・玄関の框に利用される「框用タイル」
などがあります。
リカコの豆知識
屋根に役物で化粧することによって、屋根全体のイメージを変えたり、性能や寿命が変わることがあるのよ。
